どうも、皆さんこんばんわ。
福井の家庭教師のベストマン代表 加藤です。
先週末にかけての大雪。すごかったですね。皆さんご無事だったでしょうか?
あの大雪の中センター試験は行われたわけですが、かなり道路の状況は悪く今年センター試験を受けた生徒の親御さんはかなり苦労されたと思います。
私の車も悪路により、不具合が生じ、本日ディーラーに診てもらいましたら車検が通らないと言われました。
修理費用も結構高く、15年目の18万㎞走っている車ですので、かなり頭が痛いところです....。
さて、
前回の私の記事は「日本社会ってどういう社会?」でした。
日本の教育制度はどのようなものによって定め決められているのか、そして「教育の目的」とはどのように定義されているのかについて説明するために、日本社会の特徴を理解する必要がありますので、前回から日本社会の特徴について述べさせていただいています。
今回は、前回引き続き「日本社会」の特徴の説明のpart 2です。
今回も最後までお付き合いお願いいたします。
また、昨年末5回に渡り「日本の教育制度の問題点」について、私なりの意見を述べさせていただきました。
まだお読みになってない方は、下記リンクより、是非一度お読みください。
福井の家庭教師はベストマン! 代表独り言:学校の教育制度の問題点①
福井の家庭教師はベストマン! 代表独り言:学校の教育制度の問題点②
福井の家庭教師はベストマン! 代表独り言:学校の教育制度の問題点③
福井の家庭教師はベストマン! 代表独り言:学校の教育制度の問題点④
福井の家庭教師はベストマン! 代表独り言:学校の教育制度の問題点⑤
目次
教育基本法により定められている「教育の目的」
さて、前々回の復習ですが、日本の教育の目的は、教育基本法 第一章 第一条で定められており、
私なりに要約すると、
民主主義国家である日本国の、社会の形成に必要な能力を育むこと。
もっと簡単に言えば、
日本社会に適した人材を育成する
ことであると。
そして日本社会に適した人材とはどういう人材なのか?
ということを考えるため前回から日本社会の特徴について述べさせていただいております。
目的を明確にしないと忘れてしまいますからね。
さて、日本社会は一般的に「高度情報化社会」、「大衆社会」、「ポスト産業社会」と言われることがあると前回お伝えしましたね。
その中の「高度情報化社会」については前回解説させていただいておりますので、
今回は「大衆社会」についてです。
大衆社会とは?
大衆社会(たいしゅうしゃかい)とは社会の形態を表す言葉であり、大衆の持っている特性が顕著に現れている社会。
歴史上で見れば、大衆社会とは文明社会が社会主義などといった脅威に直面するということで顕著に現れている。
※wikipedia 参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A1%86%E7%A4%BE%E4%BC%9A
大衆という言葉をwikipediaなどで調べてみると、社会の大部分を占める一般の人々という意味だとがわかります。
現在では多くの国で一般の人々が社会勢力の大部分を占めるようになりました。
この社会を大衆社会と言います。
つまり政治は一般国民の声。それが大衆社会なのです。
この大衆社会はなぜ現れたのか。
理由は3つあります。
1.ヨーロッパで起こった市民革命の影響で、民衆の社会参加が進んだこと。
そして、19世紀から現在にかけて各国で選挙権の拡大が実現し、大衆の意思が政治に大きな影響を与えるようになりました。
2.イギリスで起こった産業革命で人々の生活に大きな変革をもたらしたこと。
この産業革命により今では当たり前である機械化や工業化による大量生産・大量消費社会が始まったのです。
これにより、大都市に人口が密集し、生活の平準化が進みました。
3. マス・コミュニケーション(マスコミ)の発達。
当初は紙を媒体としたものだけだったのが、第2次産業革命によって電気製品が生まれることにより、ラジオやテレビなど情報を瞬時に多くの地域に伝えることが可能となり、均一な情報を多くの人々に与え、受け取るようになったのです。
このような様々な技術革新や社会の変革が起こり、大衆社会が出現しました。
大衆社会の特徴とは?
さて、大衆社会がどのような社会なのかがわかりましたが、その大衆社会の特徴とはどのようなものなのでしょう?
日本は第二次世界大戦後、高度経済成長期を経て急速な経済成長を遂げてきました。
それにより、一般民衆の所得水準は向上し、下流市民の背伸びや、上流市民の金持ちと思われたくない意識が合い混じり、
国民総中流という奇怪な意識が形成されました。
分かりやすく言うと身分不相応な買い物をする見栄っ張りな人と、自分の身分を謙遜する金持ちがいて、その間の「中流」という意識を国民が持つようになったということです。
今は格差が顕著に表れている「格差社会」ですからこのような意識は少なくなっているようです。
が、いまだにいますよね。
身分不相応な買い物をしてSNSにアップロードし続けて自己顕示欲を満たす人が・・・。
お金を持っている人はお金持ちだと思われたくないのでそういうことはしないんでしょうね。
つまりこういうアップロードをする人はみな「お金持ちに見られたい人」なのかなぁと思います。
また、経済成長とともに様々な組織が巨大化し、
人々は組織の一員として管理されるようになり、社会が匿名の人々で構成されるようになると、自分の信念や意思よりも、マスメディアの流す情報を重要視する傾向が強まりました。
その結果、自分以外の周囲の人間の行動を規範として行動しようとする多数の他人指向型の人々が現れました。
まさしく今の日本そのものですね。
ある意味「口コミ」というものが効力を発揮できるのもこの他人指向型の人々が多くなったおかげということですね。
大衆社会で懸念される問題
このような大衆社会には多くの問題が懸念されます。
他人指向型の人々は、常に周囲を気にし、マスメディアの情報を過度に信用するようになります。
その結果、個人が個性と主体性を失った孤独な群衆が出現することになります。
自主性や個人の判断力が欠落した大衆社会は、メディアの情報に大きく左右され、時に独裁的な権力を持つ政治家を支持することもあります。
こうした状況を避けるためにも、個性と主体性を維持しつつ、社会に参加する責任があるのです
ある意味、
高校に行き、大学に進み、就職する。
という人生のテンプレートも、この大衆社会より自然に形成された「副産物」なのかもしれません。
今回また1つ知識が増えましたね。
次回はポスト産業社会について解説しましょう。
それではさようなら。
福井県の中学3年生の皆さん。
今まで全く勉強していなかった子が最近になってようやく勉強に取り組み始めています。
個人的には「あの子でも勉強やり始めたか・・・」って驚く程です。
もし今でも懸命に勉強に取り組めていないのであれば、かなり危ない状況です。
志望校に受かりたくないとしか思えませんよ。
やることは一つ。
「受験勉強です。」
あと1ヵ月と2週間です。
皆さんが、日々を無駄に塗りつぶすようなことがないことを願っています。
また、福井の家庭教師 ベストマンについてわからないことがあれば、
お気軽にホームページのお問い合わせから
もしくは、
ご質問ください。
それでは失礼いたしました。
私たちは心強いパートナーとしてあなたの「受験」にきっと役に立つことでしょう。
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