つのっちの主張「教育勉強」

福井の論理男 家庭教師”つのっち”の主張【第七十回:教育者のジレンマ】

投稿日:2017年12月25日 更新日:

どうも、福井の論理男 家庭教師のベストマン所属講師 社会科、数学担当 角田です。

今回は少しばかり寄り道と言いますか、

12月の実力テストの問題を見ていて思うところがあったので記事にすることにしました。

正しく言えば、指導中に気付いたことなんですけどね。

 

勉強というものに少しばかり考えるところがありましたので、

忘れないうちに書こうと思い至った備忘録的なものです。

 

無論、皆さんに読んでいただけるような内容にはしていきますので、

ご安心ください。

 

2017年12月XX日 指導

 

いつものように指導に向かうとある生徒が実力テストが返ってきたので、

見直しをしたいと言ってきました。

 

特に数学を重点的にやったのですが、

今回のテストでは特に関数の応用問題が難しかったらしく

一から指導することになりました。

 

その最後の問題である

【関数の座標で作られた二つの三角形の面積が等しいとき、

 その座標点を求めなさい。】

というものが特に難しかったらしく、詳しく解説することになりました。

※手持ちに問題がないので皆さま方で確認してください。

 画像が手に入りましたら後日アップします。

 

この問題は図形と関数の知識を複合させて解答する問題ですので、

使える情報を組み合せば解答できる問題です。

 

図形が三角形でしたので、

私は関数上の三角形の面積を求める解法を利用したものを解説しました。

これが王道だったらしく、答案の略解も大筋は同じものでした。

 

その時は単純に

「よく出来た問題だな」とだけ思い、

他の教科などの指導もしていき終了となりました。

 

2017年12月○○日 指導

××日の指導とは別日別生徒の指導。

この日も実力テストの見直しを行い、

同じようなところでミスしていたため同じ問題の解説をすることになりました。

 

ただ、その子は答えを家に忘れてきたそうで、

解答解説もその場で作ることになりました。

 

とはいえ、度忘れしていたこともあって別の解法を採用した私は

その解説最中に最初の解法を思い出し、

解説終了後に別解として××日の指導で用いた解法を教えました。

 

『数学という教科は解答が唯一のみ存在するが、

その解法はもしかしたら無限に存在するかもしれない』

 

という高校の恩師の言葉を教え、

それを忘れないでほしいという言葉で締めくくった私。

 

しかし、生徒は次の問題に進むのではなく同じ問題をじっと見た後に、

私にこう質問してきたのです。

 

 

「この問題、関数上の三角形ではなく平行四辺形と平行線の性質から

答えは求められませんか?」

 

この時私は愕然としたことを覚えています。

その解法は確かに正しく、

同時に私が気付いていなかった解法だったからです。

 

異なる立場のジレンマ

 

このブログを見ている方にとっては分かり切っていることですが、

私は受験対策の必勝法として

 

「解法をある程度パターン化するべきである」

 

という考えを持っています。

 

これにはミスの誘発を防ぐだとか色々と理由はありますが、

その根底として存在するものは

「教育事業に携わる人間」としての立場があるからです。

 

生徒達の点数を上げることが私達の絶対的な目的であり、

そのためには効率よく勉強をし、効率よく点数に反映させるべきである。

というのが正直な本音です。

 

ですが、同時に一個人としてはそれでいいのかという疑念があります。

今回の件はその具体例と言えるでしょう。

 

教える立場の私すら見逃していた解法を生徒が思いついた。

これは間違いなく喜ばしいことです。

 

そういう能力が育つことは生徒の将来にとって間違いなくプラスになるでしょう。

ですが、それを捨ておくべきだという私も同時に存在しています。

入試という差し迫った相手に対して、

最も有効な対策は解法のパターン化です。

乱雑にいろいろな方法を試すのは得点の確実性を損なう。

そんなリスクを抱くべきではないと思ったのです。

 

教育者と教育事業者の異なる立場がゆえのジレンマに

私は正しい解答を導き出すことは出来ないでしょう。

 

テストの解答には正解が存在しますが、

このような現実の問題に明確な正解は存在しません。

 

何が正しいのか? きっと私はずっと考え続けることでしょう。

そして皆さんも、何が正しいのかを考え続けてみてください。

 

そんなわけで今回はここまで、

次回までごきげんよう

 

 

私たちは心強いパートナーとしてあなたの「受験」にきっと役に立つことでしょう。

福井の家庭教師ベストマンと共に戦いましょう!

 

 

 

お問い合わせの際の電話やEメールが面倒だという人は、

福井の家庭教師ベストマンの公式ラインアカウントにメッセージを送っていただくだけで

無料体験授業の申し込みができます。

 

 

福井の家庭教師ベストマン公式ラインのアカウントはコチラ

スマホからであれば下の画像をタッチすれば友達登録できます。

 

 

-つのっちの主張「教育勉強」

Copyright© , 2021 AllRights Reserved.