つのっちの主張「教育勉強」

福井の論理男 家庭教師”つのっち”の主張【第七回:途中式の省略】

投稿日:2017年3月12日 更新日:

どうも、福井の論理男 家庭教師のベストマン所属講師 社会科、数学担当 角田です。

 

今回は【第七回:途中式の省略】と題し述べさせていただきます。

 

第六回の記事をまだ見ていない方がいらっしゃれば、

どうぞ下記リンクから見て下さい。

 

 

 

 

途中式の省略

 

本日の内容は、子供の勉強でよくあるトラブルの一つ。

それに関するある昔話と私の考えを二回に渡り記していきたいと思います。

今回は少し昔話形式でお送りしますがどうかお付き合いください。

 

先日、と言っても暫く前になりますが私が帰省した際に母から一つ頼まれごとがありました。

高校生である弟、数学が苦手だという彼に特に成績が悪かった確率の範囲を教えてほしい。

 

丁度、校外実力模試の範囲でもあったので母の要望はとても強いものでした。

 

私個人の感想としては覚えるべき公式も少なく、比較的簡単な単元だったので弟がどう分からないのかが分からず、

手さぐりで探していく必要があるのかと若干苦労しそうな予感がしていました。

 

しかし、その理由は直ぐに判明しました。

弟はどちらかというと文系科目が得意であり、問題を読み解き、理解する力は十分にありました。

 

それなのに間違いを引き起こしていた。

となれば原因は計算部分。

 

確率計算で用いる階乗計算(階乗:3!などと表記される数値の一つ。

 

3!=3×2×1 のように対象の数字から1までの全ての数字を一つずつ掛け算していくことで導かれる数値であり、

(確率計算などでよく用いられる。)の表記を面倒臭がって適当に済ませたしわ寄せが計算ミスになっていたというわけです。

 

綺麗に正解の倍数だったり半分だったりした数値が出ていると初めは不思議に思っていましたが、

種が分かればなるほどと納得してしまうような絡繰りでした。

 

この場合、必要となるのは式の正しい表記を覚えて徹底的に計算ミスを排除する形式を順守するという自分自身への決まりごとです。

徹底的に解き方を厳守させると正答率は跳ね上がったのでその経緯を母へと伝えたら大層怒り狂って弟を叱り始めました。

 

『途中式を書かないからくだらないミスをする』

『面倒くさがって不正解だったら計算していた時間が無駄になる』

 

などと傍で聞いているだけでうんざりするような内容の連続です。

自分も耳が痛くなるような過去を持っている以上、どうしても私は弟を同情してしまいます。

 

夕食を食べた後、うなだれている弟を放っておけず続きを教えるために話しかけるとその顔はあからさまに曇っていました。

 

そもそも弟はあまり数学を好きではありません。

そこに母がボコボコになるまで怒り倒したので不貞腐れていたのです。

 

言っていることは正しくても、程度があまりにも過ぎていた母の折檻。

 

同じことばかりしていた弟にも責任はあるでしょうが、

心を圧し折るレベルで行われた説教は弟の意欲を吹き消すには十分なものでした。

 

不満を吐き出させなければならないと思い愚痴を聞いてみると、弟は泣きながら自分の考えを伝えてきました。

 

「簡単な掛け算を省略することが悪いのか」

「途中式を全部書いていたらテストで時間が無くなる」

「時間かけて一つの問題をしているくらいなら数を熟した方がいい」

 

弟は弟なりに考えて途中式を書かないことを選んでいました。

 

正しいとは言えなくても納得は出来る理由、

そもそも私自身が途中式を結構おろそかにする人間だったので何となく弟の言葉を理解することは出来ました。

 

それは私も同様に叱りつけていた母には届かない考え感覚なのでしょう。

この時は、次々回にでも語ろうと思いますが弟を宥めて母共々約束事を作ることで解決へと至りました。

 

が、この場合はどうすることが良いのでしょうか。

 

母は目に見える結果を向上するために確実性を重視することを選び、

 

弟は目に見えなくともテスト中の余裕を作るなどの方法で同じく結果の向上を図ろうとしていました。

 

 

同じ結果を求めながら、真逆とも呼ぶべき方法を選んだ両者。

 

この場合、どちらが正しいのか。

 

皆さんも一度考えてみてください。

 

次回はこの問題に対する私の意見を述べたいと思います。

それでは御機嫌よう♪

 

 

 

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