どうも、福井の論理男 家庭教師のベストマン所属講師 社会科、数学担当 角田です。
前回は、「東京書籍 新しい社会 地理」の100ページの【開発の進行とその影響】に関して解説させていただきました。
福井の論理男 家庭教師”つのっち”の主張【第三十五回：自然再生への取り組み】
まだ見られていない方がいれば是非読んでください。
今回はまた適当にめくりまして――。
174ページ!!
【日本各地を結ぶ交通・通信】について解説していきましょう。
目次
日本中を結ぶ交通網
現在の日本は一日で日本中どこへでも行くことが出来ます。
例えば福井から北海道に行きたいのであれば、
小松空港で北海道行きの飛行機に乗れば2時間で着きます。
逆に沖縄に行きたい場合でも小松空港から同じく行けます。
もし直行便がないのであれば大阪まで出て、
関西国際空港に行けば大抵の飛行機便があります。
空港へ行くのだって高速道路があれば、
一日も掛かりません。
現在の日本は優れた高速交通網で繋がっているのです。
ですが、これらは東京や大阪などと言った
大都市圏を中心に広がっています。
そのため地方での整備は遅れがちです。
その代表例が新幹線です。
福井は未だ新幹線が開通しておらず、
東京に行くためには米原に出る必要があります。
(もしくは金沢まで出て北陸新幹線に乗るか)
交通インフラは生活に欠かせないものですが、
高速道路や新幹線などは経営により成り立っています。
【インフラ＝インフラストラクチャー】
下部構造を意味する英語から作られた言葉であり、
人が生活するうえで必要不可欠なもの。
という概念を指示した言葉。
例を挙げるとするならば、
水道やガス、電気などがインフラと言われている。
公共性が高いことから国が運営していることが多く、
道路もまた生活に不可欠であるため、
国や地方自治体が運営している場合が殆どである。
【国道】は国の管理する道路であり、
【県道】は県が管理する道路である。
収益が見込めないのであればおいそれと踏み込めない。
というJRなどの考えは仕方がないものでしょう。
使い分けられる交通インフラ
現在、日本には様々な交通手段が存在します。
道路を走るもので言えば自家用車やバスにタクシー、
鉄道で言えば在来線や新幹線に地下鉄、
空港から発着する旅客機。
これら以外にも海上を行く船舶なども交通手段と言えます。
今や日本中様々な交通手段が存在しています。
これはそれぞれが特徴と用途を持っているからなのです。
例えば自家用車などは個人が所有するため、
好きなところで何処へでも行けます。
電車やバスはスケジュールに沿って運行しているため、
それに合わせる必要があります。
ですが、自分で運転することなく安価で移動できます。
新幹線や旅客機は高価でかつスケジュールが決まっています。
その代り、非常に短時間で移動することが可能です。
フェリーやクルーズ船は旅客機と比べられないほど高価です。
ですが、移動中の快適性は段違いと言っていいでしょう。
このように交通手段は様々な特徴があります。
上は人の移動手段としてのみ考えましたが、
貨物手段として考えた場合はまた別です。
タンカーなどは時間が掛かるものの、
大量のものを安価で運ぶことが出来ます。
鉄道はタンカーほどではありませんがそれでも安価です。
しかも少量の荷物も運べるので小回りが利きます。
トラックなどは鉄道網がなくともものを運ぶことが出来ます。
このように交通手段はそれぞれが様々な特徴を持っており、
それぞれが適した用途で用いられています。
そのため、様々な輸送手段が存在しているというわけです。
次回は通信網の方を解説していきたいと思います。
それでは次回までさようなら。
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投稿者プロフィール
- 何事もスピード解決！効率主義者。世界の合理的でないものをすべて消すことが夢。担当教科は社会、数学。
