どうも、福井の論理男 家庭教師のベストマン所属講師 社会科、数学担当 角田です。
二〇一七年度の福井県県立高校入試も終わりましたね。
というわけでちょっとだけ入試対策というものから離れて
この4月から新学年に進級した皆さんに向けたアドバイスと言うものをしていきたいと思います。
今回のテーマはずばり【大学の選び方】です。
ぶっちゃけた話、大学入試は学力以外の要素が合格率に左右されます。
それらも合わせて解説していきましょう。
目次
学校の成績がよければ大学入試に合格できるわけじゃない
正直な話を言いますと、
大学入試においてほとんどの場合学校の成績は合格に関与しません。
大学入試で成績が左右されるものは基本的に
指定校推薦などを始めとした推薦入試の推薦者選抜で使われるくらいで、
基本的に学力試験が全てともいっていいわけです。
実例を挙げるものとして毎年100人ほどの国公立大学進学者を出す
一学年生徒数200人の高校があったとします。
ではこの中で、国公立大学に進学した生徒の中で成績最下位は誰でしょう。
100番目、と答えた方は間違い。
トップにいる生徒でも一部は私立大学を狙っている場合があり、
100番目まで全員が国公立大学を狙っているわけじゃありません。
では私立大学進学者を20人ほどと仮定して120番目、というのも間違いです。
成績上位の生徒でも倍率4~5倍以上の大学を受ければ結構な確率で落ちます。
じゃあ、何番目が国立大学入学者最下位なのかと言えば、
【180位以下】というのがこの場合の正解でした。
この生徒、学校の試験は複数教科で赤点回避ぎりぎりの成績を出しており、
成績はドベから数えた方が簡単な生徒でした。
ですが、そんな生徒でも国公立大学に入学できたわけです。
それは何故か、
それは彼が学力を上げる以外の大学入試対策をしっかり進めていたからなのです。
大学入試の一番の目安は外部模試である
先程も言いましたが高校の成績は大学入試の大半では無意味になります。
もちろん、学力をつけることは大事ですが
その目的を見失ってはいけないわけです。
最終的な目標は自分の進路に進むことであり、
学校の成績は目的達成の手段の一つであって目的ではない。
これをしっかり意識しましょう。
では、自分の実力はどこで判断するべきか。
学校のテストは正直大学入試に全くあてになりません。
同級生という少ない数の比較対象では全国規模でライバルがひしめく
大学入試の目安を取るにはあまりにも数不足だからです。
となれば、自分の実力を調べるために一番有効なのは
【全国規模で行われるテスト】ということになります。
某有名予備校が主催しているテストは自分の実力を知るいい機会と言えます。
数学で統計を学んでいる人なら分かる人もいるでしょうが、
正確な情報を得るために一番必要なのは【十分な量の比較対象を集める】ことです。
大体2万人以上の受験者がいるテストを受ければ自分の能力を大体は正確に知れるでしょう。
10万人規模のテストの結果は極めて正確なデータと断言できます。
受験者数の多いテストはしっかり受けて自分の能力を早いうちに確認しておきましょう。
【彼を知り己を知れば百戦危うからず】
孫子の言葉にあるように自分と相手の実力を理解する必要があるわけです。
こういったテストで自分の立ち位置を理解して学校選択を行う。
大学入試の重要な要素の一つと言えます。
それでは次回は学校選択という分野を解説していきたいと思います。
それではまた次回。
私たちは心強いパートナーとしてあなたの「受験」にきっと役に立つことでしょう。
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投稿者プロフィール

- 何事もスピード解決!効率主義者。世界の合理的でないものをすべて消すことが夢。担当教科は社会、数学。