どうもお久しぶりです。
福井の家庭教師ベストマン代表 加藤です。
福井の受験生の皆さん、そして誰よりも生徒を応援してくださっていた親御さん。
高校受験、大学受験(前期) 本当にお疲れさまでした。
そして、皆さん見事合格おめでとうございます!!
今年は福井県立高校の入学試験制度が大きく変わるということで我々もかなり心配しておりましたが、そこまで難しい問題も出ず、問題を見たときは少し拍子抜けしてしまいました。
導入初年度だったから易しかったのかもしれません。
また、今年は主に進学高校の志願者の傾向が例年と比べ変化がありましたね。
今回はこれらの結果を踏まえ、今年受験生になられる福井県内の現中学2年生(次期3年生)を対象に、今年と去年の2年間における福井県立高校入試の志願傾向について以下にまとめてみました。
【最新入試倍率情報2020年】
最新の福井県立高校入試志願倍率について記事を作成しました。2020年の倍率だけでなく2019年・2018年と比較した内容となっています。
目次
福井県立入試 上位進学高校の志願傾向と点数の目安 平成30年度版
藤島高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 342名
倍率 1.30
一般募集定員 342名のところ444名の志願者 102名多い (※推薦合格者 無し)
定員数は去年と比べ -9名
【平成29年度】
・普通科 募集定員 351名
倍率1.23
一般募集定員 351名のところ433名の志願者 82名多い (※推薦合格者 無し)
福井県内では言わずと知れた進学校であるだけに、例年多くの受験生が志願します。
この2年間を考えると80~100名近くが落ちるということになります。
合格最低点数は、5教科合計でざっと390点です。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、非常に危険と言えます。
高志高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 160名
・普通科(高志中学校からの中高一貫) 募集定員 88名
定員数は去年と比べ ※1
倍率 1.71
一般募集定員 159名のところ272名の志願者 113名多い (※1名推薦合格)
【平成29年度】
・普通科 募集定員 234名
倍率1.47
一般募集定員 234名のところ343名の志願者 109名多い (※推薦合格者 無し)
※理数科は今年度より募集を停止しておりますので省略します。
※1 高志高校は今年(2018年度)より高志中学校からの中高一貫制度の導入の為、理数科の募集を停止しています。
高志中学校からの入学定員は88名でしたので、一般入試定員(普通科)は160名と、去年(2017年度)と比べ74名少なくなっており、今年より狭き門となりました。
この2年間を考えると100名近くが落ちるということになります。
合格最低点数は、5教科合計でざっと370点です。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、非常に危険と言えます。
羽水高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 351名
倍率 0.99
一般募集定員 350名のところ348名の志願者 2名少ない (※1名推薦合格)
定員数は去年と比べ+5名
【平成29年度】
・普通科 募集定員 346名
倍率 1.27
一般募集定員 343名のところ437名の志願者 94名多い (※3名推薦合格)
今年の羽水高校は定員割れでした。
去年94名落ちていたことを考えると今年は異例です。
定員割れとはいえ、各高校には最低点数というものが設けられていますから、いくら定員割れを起こしていても落ちないわけではありません。
ただ競争がないだけ敷居は低くなっているのは確かです。
(※定員割れについてはこの記事の下の方で詳しく解説しております。)
合格最低点数は、5教科合計でざっと320点です。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、定員割れが起きようとも割と危険と言えます。
金津高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 209名
倍率 1.16
一般募集定員 160名のところ186名の志願者 26名多い (※49名推薦合格 中高一貫を含む)
定員数は去年と比べ-15名
【平成29年度】
・普通科 募集定員 224名
倍率1.01
一般募集定員 178名のところ179名の志願者 1名多い (※46名推薦合格 中高一貫を含む)
金津高校は中高一貫で進学される方も毎年40名近くおり、坂井市という進学校が少ない地域でもあるので生徒のレベルの範囲が比較的広いです。
ギリギリで入学できたはいいものの、底辺に落ちこぼれてしまわないように注意が必要です。
この2年間を考えると10~20名近くが落ちるということになります。
合格最低点数は、5教科合計でざっと300点です。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、かなり危険と言えます。
武生高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 283名
・理数科 募集定員 36名
(普通) 倍率 1.19
(理数) 倍率 1.15
一般募集定員 普通 283名のところ337名の志願者 54名多い (※推薦合格者 無し)
一般募集定員 理数 20名のところ23名の志願者 3名多い (※16名推薦合格)
定員数は去年と比べ 普通科、理数科共に変更なし。
※武生高校 池田分校 普通科は今年より募集停止となりました。
【平成29年度】
・普通科 募集定員 283名
・理数科 募集定員 36名
※池田分校は今年度より募集を停止しておりますので省略します。
(普通) 倍率 1.05
(理数) 倍率 1.00
一般募集定員 普通 283名のところ296名の志願者 13名多い (※推薦合格者 無し)
理数 20名のところ20名の志願者 過不足なし (※16名推薦合格)
高志高校の理数科が今年から募集が停止されましたので、武生高校の理数科は福井県内にある唯一の理数科となります。
この2年間を考えると普通科では20~50名、理数科では数名~近くが落ちるということになります。
理数科のように、基本的に定員枠が少ないところは、倍率が変化しやすいです。点数に余裕をもって受験しましょう。
合格最低点数は、普通科、理数科共に5教科合計でざっと340点です。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、非常に危険と言えます。
意外に低いなと思った方いらっしゃるかもしれません。
ただ、武生高校を受験する方たちはほぼほぼ点数を揃えてきています。
上記の点数で少しでも不安があれば、諦めてくださいかなり厳しいと思ってください。
福井商業高校
【平成30年度】
・商業科 募集定員 78名
倍率 1.14
一般募集定員 43名のところ49名の志願者 6名多い (※35名推薦合格)
定員数は去年と比べ+2名
・流通経済科 募集定員 78名
倍率 1.28
一般募集定員 43名のところ55名の志願者 12名多い (※35名推薦合格)
定員数は去年と比べ+2名
・会計科 募集定員 39名
倍率 1.14
一般募集定員 22名のところ25名の志願者 3名多い (※17名推薦合格)
定員数は去年と比べ+1名
・情報処理科 募集定員 78名
倍率 1.12
一般募集定員 43名のところ48名の志願者 5名多い (※35名推薦合格)
定員数は去年と比べ+2名
・国際経済科 募集定員 39名
倍率 1.05
一般募集定員 21名のところ22名の志願者 1名多い (※18名推薦合格)
定員数は去年と比べ+1名
【平成29年度】
・商業科 募集定員 76名
倍率 1.00
一般募集定員 44名のところ44名の志願者 過不足なし(※32名推薦合格)
・流通経済科 募集定員 76名
倍率 1.19
一般募集定員 42名のところ50名の志願者 8名多い (※34名推薦合格)
・会計科 募集定員 38名
倍率 0.90
一般募集定員 21名のところ19名の志願者 2名少ない (※17名推薦合格)
・情報処理科 募集定員 76名
倍率 1.09
一般募集定員 42名のところ46名の志願者 4名多い (※34名推薦合格)
・国際経済科 募集定員 38名
倍率 1.00
一般募集定員 21名のところ21名の志願者 過不足なし(※15名推薦合格)
商業高校であるのにも関わらず、多くの生徒が大学に進学されている高校です。
進学も就職もどちらでも選べ、機転が利く高校ということで毎年ある程度の倍率になっていますね。
また、募集定員の半分近くを推薦入試で取りますので推薦でも受験を狙える高校です。
この2年間を考えると各学科5~10名前後、高校全体では30~40名が落ちるということになります。
ただ点数はある程度必要です。
最低点数は、5教科合計でざっと
商業 320点
流通経済 300点
会計 290点
情報処理 320点
国際経済 320点
といった感じです。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、危険です。
武生東高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 134名
・国際科 募集定員 60名
(普通) 倍率 1.02
(国際) 倍率 1.15
一般募集定員 普通 134名のところ137名の志願者 3名多い (※推薦合格者 無し)
一般募集定員 国際 33名のところ38名の志願者 5名多い (※27名推薦合格)
普通科定員数は去年と比べ+6名
国際科定員数は去年と比べ変更なし
【平成29年度】
・普通科 募集定員 128名
・国際科 募集定員 60名
(普通) 倍率 1.06
(国際) 倍率 1.06
一般募集定員 普通 127名のところ135名の志願者 8名多い (※1名推薦合格)
一般募集定員 国際 33名のところ35名の志願者 2名多い (※27名推薦合格)
武生東高校は、偏差値が近い羽水高校とよく比べられることがありますが、羽水高校と比べ武生東高校の方が生徒の偏差値に広がりがあり、指定校推薦などの校内推薦競争率はこちらの方が低いと思います。
また英語に特化している国際科はこれから特に人気が出てくると思います。
この2年間を考えると各学科5~10名近くが落ちるということになります。
合格最低点数は、5教科合計でざっと
普通 300点
国際 280点
といった感じです。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、かなり危険と言えます。
鯖江高校
【平成30年度】
・普通科 募集定員 180名
倍率 0.97
一般募集定員 162名のところ157名の志願者 5名少ない (※29名推薦合格)
定員数は去年と比べ+5名
【平成29年度】
・普通科 募集定員 175名
倍率1.13
一般募集定員 157名のところ178名の志願者 21名多い (※27名推薦合格)
今年は定員割れが起きましたが、去年は20人近くが落ちていますね。
この2年間を考えると10~20名近くが落ちるということになります。
合格最低点数は、5教科合計でざっと230点です。
もちろん当日の試験の出来具合にもよりますが、この点数以下の人は、危険と言えます。
定員割れについて
いまさらですが、「定員割れ」とは、志願者数が募集定員数を満たしていない状況を表しております。
つまり倍率が1.0倍以下ということです。
倍率が1.0倍以下ということは、枠にすべて収まり、誰も落ちないと思うかもしれません。
しかし、過去の高校の志願者状況を見てみると、志願者数が募集定員を満たしていなかったのに倍率が1.0倍以上になっている高校があります。
それは、定員割れをしていたのにも関わらず不合格になった生徒がいるということです。
高校にはそれぞれ合格基準点(足切り点)というものが設けられています。
それを満たしていない限り、たとえ定員割れを起こしていても合格することはできないのです。
高校に合格するには、
1、合格基準点を満たしていること。
2、合格基準点以上の志願者の中で、学力試験・調査書・面接の総合計点が高い順から合格者が決まっていくので、1位~「募集定員」位までに入ること。
この2つをクリアすることが必要です。
定員割れを起こしている高校は、合格基準点を満たしていれば合格できるので合格しやすいとは言えますが、自分自身だけとの闘いですからもし落ちたら、誰も責めれませんし、言い訳も何もできません。そして、とても恥ずかしい思いをすると思います...。
高校は2次募集をかけるなど他に生徒を確保する手段がありますから、定員を満たしていないにしても足切り点に満たなかった生徒は落とします。
今年中学3年生になる方は以上の点について留意しましょう!
まとめ
今回は福井県立高校の上位偏差値の進学校である藤島高校、高志高校、金津高校、羽水高校、武生高校、福井商業高校、武生東高校、鯖江高校、の8校の志願傾向及び点数の目安ついて書かせていただきました。
ここで重要なことなのですが、
点数の目安はあくまでも3年生の11月以降にある確認テスト、学力診断テスト、実力テストの点数ですので、間違っても中間テストや期末テストなどの校内定期テストの点数で考えないようにしてください。
そして、このようなデータも倍率だけを見るのではなく、募集定員が何名で、何名志願しているのか、何名落とされるのか。
ということにも着目してください。
大きい数字だけをみて諦めないでください。
今年受験生になられる福井県内の新中学三年生の参考になれば幸いです。
最後に
福井県の新中学1年生、2年生、3年生になられる生徒さんへ
もうすでに塾や家庭教師に通われている方も多いと思いますが、今利用されている学習支援サービスに少しでも悩まれているのであれば、
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そして、比較してください。細かなとこまでとにかく比較してください。
違いを感じてください。
皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
それではまた来週。
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それでは失礼いたしました。
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