みなさん、今週も学校・お仕事お疲れ様でした。
福井の家庭教師のベストマン代表加藤です。
今回は、番外編として「活字の虫」第三弾の記事となります。
お時間ある方是非読んでいただけましたらと思います。
今回は、中学三年生のある生徒が書いた「人権作文」のご紹介です。
目次
作文コンクール【人権作文】
主催:福井地方法務局人権擁護課
対象:福井県内の中学3年生
枚数:五枚【1枚 400文字の原稿用紙】
テーマ:
①男女共同参画、いじめ・児童虐待、高齢者問題、同和問題、HIV感染等に関する自分の意見を書く。
②戦争や平和、環境問題、オリンピック、パラリンピックに関する自分の考えを書く。
ある生徒の人権作文
この生徒は①のテーマのうち児童虐待について書いております。
人権作文
【段落】私は、児童虐待を許さない。
昨今では児童虐待に関する悲しいニュースが後を絶たない。小学生から幼児、そして在ろう事か乳児までに手を出す人間の気持ちを私は理解できない。どんなに幼い子供であろうとも人権を持ち、親から愛される資格が当然あるのではないだろうか?
【段落】厚生労働省によると児童虐待とは具体的に4種類に分類される。殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する などの身体的虐待。子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする などの性的虐待。家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない などのネグレスト。言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV) などの心理的虐待の4種類である。児童相談所の児童虐待の相談対応件数(平成24年度)は、児童虐待防止法施行前(平成11年度)の5.7倍に増加(66,701件)虐待死は高い水準で推移している。また、2018年度では全国の児童相談所での虐待の相談対応件数は前年度比2万6072件増の15万9850件と過去最悪を記録し、統計を取り始めた1990年度から28年連続の増加である。
【段落】前述した通り児童虐待の相談件数は年々増加の一歩をたどっているが、その虐待者、加害者は一体誰なのだろうか?厚生労働省の資料によると、驚くべきことに児童虐待の8割以上が実父、実母からだというのである。まだ記憶に新しい千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん が自宅浴室で死亡した虐待事件も実の父親からの虐待であった。
【段落】なぜ我が子を虐待することができるのだろうか。我が子は愛しい。それは人として当然なのではないだろうか?しかし、そうではない人も存在する事を忘れてはならない。皮肉なことに子供を愛せる人も愛せない人も子供を作ることはできるのである。子どもの虐待の原因は様々であるが、大半の虐待する親は、ひとりで苦しみ、悩み続けたその結果が子どもへの虐待となって現れている。実際にYahoo! 知恵袋などの匿名質問サイトでは、育児に関する人には言えない悩みの投稿を数多く目にする。例えば子供を愛せない。だとか、乳児の我が子が泣いてうるさくてストレス。など誰にも悩みを相談できず1人で抱え込んでいる人は実際多い。こういった親達が何かをキッカケに一線を超えてしまい児童虐待になってしまうのではないかと思う。
【段落】 報道機関も児童虐待のニュースは積極的に取り上げる傾向があるが、こういった実の親が子供を虐待するという事件を見て結婚適齢期の人々は生まれてくる子供を大切にしようと思ってくれるだろうか?もちろんほとんどの人達はそう思ってくれるだろう、しかし一部の人々は子供というのは鬱陶しくて、居るだけでストレスが溜まり、なおかつ生活をする上で経済的負担がかかる存在だと心の片隅でも思ってしまったらどうだろう?たしかに最初から子供がいなければ虐待をすることもなく、虐待事件で報道され自身が日本中から狂人扱いされるという最悪なシナリオもない。だが、それは本当の問題解決となっているのだろうか?
【段落】 また、児童虐待に関心が向いている世の中では、人の子育てを評価する傾向がある。少しでも怠慢な態度で子育てに臨んでしまってはいけないという風潮により、評価に追い詰められる親達はどんどん増えていくことだろう。そして子育てとは働きながらできるようなものではないという認識が高くなり、キャリアを捨ててまで子供を欲しいとは思わない人も今後増えていくことだろう。ちなみにそのようなさまざまな理由で子供を欲しいと思わない共働きの夫婦のことをDINKs(ディンクス)と言う。彼らは互いの自立を尊重し、経済的にゆとりをもち、それぞれの仕事の充実などに価値を見いだす結婚生活を送るのである。
【段落】 現代の社会では多様な価値観が認められている反面、少子高齢化問題や児童虐待を背景に人としてのモラルがシビアに問われているような気がしてならない。そういった意味で生きづらさを感じ、罪のない子供達がその溜まったストレスのはけ口にならないよう大人達がしっかりと子供達の人権を守っていく必要があるのである。
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
こちらの生徒は、作文を書く上で、児童虐待の定義や厚生労働省のデータなど詳しく調べあげており、読んでいるだけで教養になる部分も多々ありました。
今起こっている問題を踏まえこれからこういう問題が起きてくるだろうという予想も述べており、とても関心致しました。
自分が思っていることをわかりやすく表現し相手に伝える能力は今の時代必須です。
こういった作文を書く習慣は学校に通っているだけでは培えない「相手に伝える能力」を養うのに効果が非常にあります。
相手に何かを伝えるのが苦手な人は今のうちに作文を書いてみてもいいのではないでしょうか?
それではみなさん、
ご閲覧ありがとうございました。
最後に
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